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切れ痔

切れ痔

切れ痔切れ痔とは、下痢や硬い便を排泄する際に肛門が裂けやすくなる状態です。大量の出血はほとんどありませんが、知覚神経が通っている肛門周囲の皮膚にダメージを与えるため、激しい痛みを伴います。初期段階であれば、痛みは比較的早く改善しますが、慢性化すると痛みが続き、肛門が狭くなることがあります。さらに、線維化や潰瘍化、瘢痕化を伴って進行することもあります。
便秘や下痢は、切れ痔を悪化させる原因となります。便秘と切れ痔を同時に治療することで、再発を防ぐことができます。初期段階の場合、便の水分を調整する薬や軟膏を処方しますが、進行している場合は手術が必要となることがあります。悪化していなければ、治療期間は短くて済みます。

木曜日は肛門内科の診療を行っておりません。木曜以外のご来院をお願いいたします。

 

切れ痔の原因

切れ痔の主な原因は、便秘による硬くて太い便が肛門を通過する際に発生します。また、強いいきみや激しい下痢も切れ痔を引き起こす要因となります。特に、ダイエットや食物繊維不足などの偏った食生活による便秘が影響しやすく、女性に多く見られます。生活習慣、特に食生活を見直し、便秘を解消することが切れ痔の悪化や再発を防ぐために重要です。

切れ痔の症状と進行

初期の切れ痔

  • 排便時に強い痛みを感じる
  • トイレットペーパーに血がつく程度の軽い出血
  • 適切な処置をすれば、比較的早く改善

慢性化した切れ痔

  • 痛みが持続し、排便時以外でも違和感がある
  • 傷が繰り返しできることで線維化・潰瘍化・瘢痕化し、肛門が狭くなる
  • 便秘と相互に悪化するため、治療が長期化する

切れ痔の治療方法

急性期

発症してから間もない場合は、出血や痛みが強く現れることがあります。この段階では、便の水分を調整する薬や坐薬、軟膏などを使用して治療します。傷口は短期間で修復できるため、完治が期待できます。再発を防ぐために、便秘を解消することが重要です。

慢性期

切れ痔が繰り返し発生すると、傷口の修復が難しくなり、肛門内にポリープができたり、外側に見張りいぼが現れることがあります。これにより、肛門が狭くなり、排便が困難になることがあります。また、線維化や潰瘍、瘢痕が生じると、肛門がさらに狭くなることがあります。この段階では、日帰り手術で症状の改善が期待できます。便秘や下痢が繰り返し起こる場合は、これらの治療を併せて行います。手術が必要な場合は、連携先の高度医療機関を紹介いたします。