伴野内科クリニック
 
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食中毒
 
  食中毒の90%が細菌性食中毒です。春から夏に向かって、菌の増殖が盛んになり食中毒が増えます。夏には、海外旅行に行く機会も増え、生水を飲んでしまって・・・という場合も少なくありません。代表的な症状の下痢は、その発生原因がたくさんあり、短期の下痢の場合、原因が食中毒であったことに気がつかないという場合も多いです。食中毒というと、レストランや給食など、集団で感染したものがニュースになりますが、2割は家庭内で発生しています。他人事ではないのです。発生件数もここ数年、減少することなく、毎年何人かの方が命をおとしています。夏の下痢、海外旅行の後や、いつもと違う下痢であったら、すぐ医療機関に行きましょう。早期の的確な処置をすることで、悪化を食い止めることができます。食中毒の場合は、下痢止めを飲んでしまうと、回復が遅くなってしまう場合もあります。食事によって、お腹をこわした=下痢になった、と思っていたら、まったく別の原因であったということも あります。上記したように下痢の原因は非常に多く、自己判断せずに、専門の医師の診療を受けましょう。
主な細菌性食中毒の種類
 
 
細菌の種類によって、症状も、潜伏期間も違います。飲食の直後には発症しない食中毒もあります。
主な細菌性食中毒の種類
家庭内食中毒は、予防が難しいものではありません。
肝臓疾患がある人や貧血で鉄剤を内服している人は、特に注意してください。
●夏場の魚介類の生食を控えましょう。
●傷があるときは、夏場の海水等との接触を避けてください。
●生食用魚介類によって、調理済みの食品がまな板などを介して二次汚染されないようしてください。
●生食用魚介類は、調理後、すぐ食べましょう。
健康な方も、まな板の消毒、食品の保存などに注意しましょう。
●冷蔵庫の詰めすぎに注意。
●魚介類は4℃以下で保存。
●加熱ムラのないよう時間をかけて。