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昔から世界中でたくさんの人が痔に悩まされてきました。松尾芭蕉も痔持ちであったと言われています。日本人の3人に1人は、痔に悩んでいるともいわれています。しかし、痔には恥ずかしいというイメージがあるため、誰にも相談出来ず、自己判断による、誤った自己治療により、症状が悪化して、手術をしなければならなくなるケースが多いのです。正しいアドバイスと早期治療により、切ることもなく、早く痛みや出血から開放されます。当院院長は女性である安心感から肛門科の受診者が必然的に多くなり、たくさんの痔の症例を手がけています。また、いつもの痔であると安心していたら、大腸がんであったというケースが増えています。
血便など、症状が似ている病気はたくさんあります。当院では、症状により、大腸内視鏡などを使用して、総合的に診断しています。
緊急事態宣言の発令を受け、肛門科は当分の間、新患診療を休診させていただきます。 |
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肛門に傷ができるものです。便秘症の女性に多いのが特徴です。 |
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硬い便が急に出て、肛門の上皮が切れ、痛みがあるために排便を抑えてしまい、また硬い便で、傷を広げてしまうことが原因です。これを繰り返し、傷が深くなると、肛門潰瘍となってしまいます。 |
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肛門上皮には知覚神経があるために、強く痛みを感じます。排便後数時間に及ぶ痛みが続くこともあります。排便時に紙につくほどの出血があります。 |
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常に硬くない便の状態を保つように、食事指導や整腸剤などの服用しv傷に軟膏、座薬などの治療をします。急性の裂肛は一週間ほどで治ります。慢性の裂肛は潰瘍化しており、手術が必要です。レーザー等の外科的手術は最適病院をご紹介します。 |
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肛門と直腸の境にあって、分泌物を出している歯状腺のくぼみ、肛門小窩から細菌が入り、化膿し、膿がたまります。これを「肛門周囲膿瘍」と呼びます。肛門腺の感染が進んで、肛門内とつながった管を形成し、肛門のまわりや、少し離れたところに、おできのようなものができて、膿が出てくる状態を「痔瘻」と言います。 |
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肛門腺窩というくぼみの部分を便が通過する時に大腸菌などの細菌が侵入して炎症が起こるので、下痢症の人に多いといわれています。肛門括約筋の力が強く、細菌が押し込まれやすいので、男性がかかりやすい疾患です。切開や膿が出たあとの穴がふさがらず、肛門周囲膿瘍から痔瘻に発展する原因になることもあります。痔瘻になると、肛門の周囲が膿の混じった分泌液でじくじくしたり、かゆみや不快感を感じるようになります。 |
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膿がたまるにつれて、痛みがひどくなります。痔瘻が進むにつれて肛門の奥に痛みがあり、発熱することもあります。 |
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肛門周囲膿瘍の段階では、膿がでてしまえば症状はおさまりますので、局部麻酔で小さく切開します。 薬で炎症を抑えて治療しますが、再発の可能性が非常に高く、放っておくと、進んだ痔瘻に発展しますので切開後のケアが非常に重要です。痔瘻に発展している場合は手術が必要です。放置していると痔瘻がんが発生する場合もあります。 |
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